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2022/11/22 18:28

いまさら聞けない防犯カメラの機能12選

防犯カメラを設置するにあたり備わっている機能を把握することは非常に重要です。
どのカメラを設置してもいいというわけではなく、環境や目的に合わせて必要な機能が備わった防犯カメラを選ぶ必要があります。
そこで今回は、防犯カメラ導入前に知っておきたい「基本機能」と「環境や目的に合わせて選定した機能」について詳しく解説していきます。

■防犯カメラ導入前に確認しておきたい基本機能
防犯カメラには種類によりさまざまな機能が備わっています。
その中でも、導入前に最低限押さえておきたい以下5つの基本機能について詳しく解説していきます。

  1. 防犯カメラの画素数
  2. 防犯カメラの画角
  3. 防犯カメラの遠隔操作
  4. リアルタイムモニタリング
  5. 動画保存

1、防犯カメラの画素数
防犯カメラの画素数は動画の解明度に関わってきます。
デジタルタイプの防犯カメラであれば、100万画素で十分な品質の確保が可能です。画角が広いレンズを使用し遠くまで判別したい場合は200万画素以上、人物の詳細まで判別するならそれ以上の画素数が必要となります。
ちなみに地上デジタル放送のフルハイビジョン放送の画質は200万画素、4K画質は800万画素です。画素数が多くなるほど動画ファイルの容量も増えるため注意しましょう。

2、防犯カメラの画角
基本的に、カメラレンズにより画角の広さが変わります。焦点の距離が短いと画角が広くなり、長いと望遠になるため画角は狭くなります。
防犯カメラを設置する際は、どの場所に設置するのかではなく、どの場所を撮影するのかで画角を選定しましょう。

3、防犯カメラの遠隔操作
防犯カメラの遠隔機能は、外出先などから防犯カメラを遠隔で操作する機能です。遠隔機能には、カメラ角度の切り替えやズームアップ撮影、録画のオンオフの操作が可能なものもあります。

4、リアルタイムモニタリング
リアルタイムモニタリングの機能があれば、撮影・録画した内容をパソコンやスマートフォンなどから見ることができる機能です。なにか異変を感じた際にリアルタイムモニタリングを使用することでいつでも確認することができます。

5、動画保存
動画保存機能は防犯カメラには必須の機能です。保存方法は「NVR(ネットワークビデオレコーダー)記録タイプ」「本体録画タイプ」「直接無線通信の親機録画タイプ」「Wi-Fi接続のサーバー保存タイプ」などさまざまあります。
また、複数の防犯カメラを一括いて管理することができるタイプもあり、保存方法により掛かる費用も変わります。

■導入環境や目的により選定したい防犯カメラの機能
防犯カメラを設置する場所が屋外や屋内、撮影するシーンが夜間など環境や目的により選定しておきたい以下7つの機能について詳しく解説していきます。

  1. スターライト機能
  2. 顔認証
  3. バリフォーカルレンズ
  4. IP規格(防水・防塵機能)
  5. 人感センサー
  6. PTZ機能
  7. オートフォーカス

1、スターライト機能
スターライト機能は、夜間でも少ない明りでカラー撮影することができる機能です。従来の赤外線IR機能では赤外線LEDが切れたり、白飛びする問題がありましたが、スターライト機能は備わったカメラは赤外線LEDをなくすことで安心した撮影が可能になります。

2、顔認証
顔認証機能は、撮影した映像からシステム登録した顔を自動的に識別する機能です。ユーザー操作は必要なく、高いセキュリティが必要な場面など様々な分野での利用が可能です。

3、バリフォーカルレンズ
バリフォーカルレンズは、ズームとフォーカスを個別で調整できるレンズです。設置場所によっては被写体と距離が出るケースもありますが、バリフォーカルレンズが備わっていると距離などもカバーできるため非常に便利です。

4、IP規格(防水・防塵機能)
IP規格とは電子機器の防水・防塵の規格のことを言います。規格はIP00~IP68という表示で示されており、1の位が防水、10の位が防塵の指標を示します。
それぞれ数字が高いほど防塵・防水機能に優れているカメラとなります。屋外に設置する防犯カメラであればIP66以上が望ましいでしょう。

5、人感センサー
人感センサーは、赤外線や超音波などの技術により人や動物を検知することができる機能です。
類似した機能として動体検知がありますが、動体検知は人以外にも動くものすべてを検知します。人感センサーの利用シーンとしては、電灯の自動点灯などで活用されています。

6、PTZ機能
PTZ機能のPTZとは以下3つの頭文字を取っています。機能としては、リモート操作により上下左右の首振りや映像の拡大縮小が可能です。

・Panoramac:カメラ画角を水平方向へ移動
・Tilt:カメラ画角を垂直方法向へ移動
・Zoom:映像のズームアップとズームアウト

7、オートフォーカス
オートフォーカス機能は被写体に自動的にピントを合わせる機能です。機能によって止まっている被写体の向きや動体の向きがあるため、必要に応じた設定が必要です。


まとめ

今回は防犯カメラの導入にあたり、知っておきたい基本機能や環境・目的に合わせた機能について詳しく解説しました。
防犯カメラは設置場所に適したカメラタイプを選ぶだけではなく、機能面も考慮し選定することが重要です。Success Lifeではさまざまな機能を備えた防犯カメラを取り扱っております。防犯カメラの機能でお悩みの方はぜひ、Success Lifeまでお問い合わせください。