2022/11/3 15:24
防犯カメラの基本的な設置方法と適したタイプ
防犯カメラの設置場所や防犯カメラのタイプはさまざまで多岐に渡ります。不審者の侵入防止や子供、ペット・高齢者の見守り、従業員の不正防止などのため、防犯カメラの設置を検討しているが、どこにどのカメラを設置するといいのかわからない方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、設置場所別の防犯カメラの設置方法とタイプについて詳しく解説していきます。
■設置場所別の防犯カメラ設置方法
防犯カメラの設置場所は、主に「屋内」と「屋外」の2つにわかれます。
どのような目的で防犯カメラの設置をするのかによって、設置場所や防犯カメラのタイプが変わります。
ここでは「屋内」と「屋外」それぞれの設置場所別での基本的な設置方法と適している防犯カメラのタイプについて詳しく解説していきます。
1、屋外の設置方法
屋外に設置する防犯カメラでは、威嚇効果のあるバレット型などの防犯カメラが多く使われます。バレット型の撮影範囲は狭いですが、一方向に向けて撮影するため、空き巣や万引きなどの犯罪を行う不審者に防犯カメラを意識させることができます。
また、屋外では雨やホコリによる故障を回避する必要があるため、「防水機能」「防塵機能」が備わっているカメラを選ぶことが大切です。
さらに、屋外では夜間の撮影も考慮する必要があるため、「夜間監視機能」が付いている防犯カメラを設置するといいでしょう。
屋外での主な設置場所としては出入口や駐車場、建物の外周などが挙げられます。
ここでは屋外の主な設置場所での防犯カメラを設置方法について解説していきます。
・出入口
防犯カメラを出入口に設置する場合、出入口からの侵入を防ぐ目的となるため、基本的には入口側にカメラを向けた状態で出入口の上部に設置します。
出入口の上部に設置することで不審者への威嚇にもなり侵入被害の減少につながるでしょう。
・建物の外周
建物の外周は死角となっている部分が多く、空き巣や不審者の侵入口として狙われます。
外周にある塀や柵を乗り越えて侵入されるケースが多いため、塀や柵を撮影できるように防犯カメラを設置するといいでしょう。
塀や柵を越えた先に、すぐ建物がある場合は建物の中で外周を移せる位置に設置します。
もし直接的な設置が難しい場合は防犯カメラ設置用の専用ポールを立てることで設置することが可能です。
・駐車場や駐輪場
駐車場や駐輪場では、車上荒らしや盗難が発生する可能性が高いため防犯カメラを設置します。設置場所としては、自宅や敷地内など近くに所有している建物がある場合は、駐車場や駐輪場の全体を撮影できるように建物の屋根部分に取り付けるといいでしょう。
もし、駐輪場が離れた場所にあり周囲に建物が無い場合は、防犯カメラを設置するための専用ポールを立て防犯カメラを設置しましょう。
2、屋内
屋内に設置する防犯カメラは、一般的にドーム型やコンパクトな置き型の防犯カメラなどの周囲に威圧感を与えないカメラが多く使われます。屋内に防犯カメラの設置をする目的は主に、不審者の侵入防止やペット・子供の見守り、店舗にて万引き防止や業務管理、老人ホームや病院などにいる高齢者の確認など多岐に渡ります。
そうした環境でも、ドーム型やコンパクトな置き型のカメラであれば威圧感が少なく、内装やインテリアを邪魔することなく設置できるため、屋内での設置に向いているといえるでしょう。
・自宅
空き巣や不審者の侵入対策、子供やペット・高齢者の見守りとして個人宅にも防犯カメラを設置する人が増えています。設置場所としては不審者の侵入防止のため出入口付近や窓側の防犯対策、見守り用として室内に設置するなど目的に合わせて設置場所を選択するといいでしょう。
防犯カメラといえば工事が必要と思われる方も多いと思いますが、近年では工事の必要がない、コンパクトな置き型タイプのカメラが普及しています。
・店舗
店舗に設置をする場合、自宅とは違い万引き防止や不正防止のため、威嚇効果のある防犯カメラのタイプや設置場所を選ぶといいでしょう。
例えば、不正防止のためにレジ周りの設置や万引き防止のために商品棚が映る位置に設置すると大きな効果を発揮します。
また、防止カメラのタイプとしてはドーム型ではなく、屋外で使用するバレット型を設置することで威嚇効果が高まります。
・オフィス
オフィスは人の出入りが多く重要書類の取り扱いもあるため、バレット型ではなく広範囲の撮影が可能なドーム型を選ぶといいでしょう。しかし、外部から室内が見える部分やオフィスの中でも死角となる部分には、バレット型を設置することで防犯効果は高まります。このよう目的や場所によって設置する防犯カメラを選ぶことは防犯対策を行う上で非常に重要です。
まとめ
今回は防犯カメラの主な設置場所や設置方法、設置場所別の防犯カメラタイプについて解説しました。防犯カメラの設置は目的や用途に応じて設置場所やカメラタイプを選ぶことが重要です。防犯カメラを設置しても適切な場所に適切なカメラを設置できていなければ防犯効果は減少します。
Success Lifeでは防犯カメラの取り扱いだけではなく、設置工事も実施しております。
防犯カメラ設置の検討や設置場所、防犯カメラタイプにお悩みの方はぜひ、Success Lifeまでお問い合わせください。